Tails LinuxをUSBメモリーにインストールする

公式サイトを見るとUSBメモリを1本使う方法や2本使う方法など色々と書かれていますが、もう少し簡単にUSBメモリへインストールできます。

現在インストールできる最新版のTails Linuxは3.7です。

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よくある疑問

Tails Linuxの日本語対応について

Tail Linux起動画面のLanguageをダブルクリックして「Japanese」を選択すると、キーボードレイアウトと画面表示を日本語に変更する事ができます。

Tails Linuxのrootパスワードについて

Tails Linux起動時のオプションでrootパスワードを設定できます。左下の「+」をクリックします。

管理者パスワードはデフォルト状態ではOFFなので、Administration Passwordをダブルクリックします。

パスワード設定画面が表示されるので、パスワードを入力してAddボタンをクリックします。

ルート権限が必要な場合はsudoコマンドを使います。パスワードは上記で設定したものを入力します。この設定は一時的なもので起動するたびに必要です。

インストールの下準備

USBメモリの準備

USBメモリの容量は8GBあれば十分です。後述する永続化ボリュームをセットアップするならば、必要に応じてサイズの大きいUSBメモリを用意します。

USBメモリを押収されて中身にアクセスされると困る人は、さほど頑丈でなく、踏み潰せば一発で破壊できるものを使うと良いでしょう。

USBメモリをフォーマットする

64GBのUSBメモリなのに8GBしか認識されない!そいういう状況に陥る場合があります。Windowsの場合はOS付属のフォーマットツールによる対処が難しいのでサードパーティーのツールを使います。

ぼくの経験上、トラブルなく確実に対処できているのはPanasonicのフォーマットツールで、フリーソフトとして配布されています。Windows版とMac版が配布されています。

パナソニックのSDメモリーカードをご利用いただくにあたり、お客様へのサポート情報としてソフトウェアのダウンロード情報を掲載しています。

ISOイメージの入手

公式サイトからISOをダウンロードしてDVDに書き込みます。

Tails LinuxをUSBメモリにインストールする

DVDからブートする

BIOS設定でDVDから起動するように変更しておきます。

起動ドライブを変更したらTails Linuxを焼いたDVDをセットしてPCを起動します。ハードディスク(SSD)の中身は書き換わらないので大丈夫です。

この時点でUSBメモリを接続しておく必要はありません。

USBへのインストール

Tails Linuxを起動したらUSBメモリを接続して左上の「Applications(アプリケーション)」から[Tails] – [Tails Installer]をクリックします。

Tails Installerが起動したらUSBメモリを挿します。すぐにUSBメモリが認識されますから「Clone the current Tails」を選択してTarget USB stickからインストールUSBメモリを選択します。

あとはInstallボタンをクリックするだけです。

USBメモリからTails Linuxを起動する

セキュアブートに注意

USBメモリからTails Linuxを起動するためにはTails LinuxがインストールされたUSBメモリを挿して起動すれば良いのですが、注意点があります。

1点目はUSBメモリから起動するように起動デバイスの順序をBIOS設定で変えておく事です。

2点目は、セキュアブートを無効にする事です。古いPCであれば問題ないのですが最近のPCはセキュアブートが有効になっています。

セキュアブートが有効の場合、ファームウェアによりファームウェア ドライバー (オプション ROM) を含む各ブート ソフトウェアとオペレーティング システムの署名がチェックされます。Tails Linuxはそれらの署名がないため起動に失敗します。

Tails Linuxが起動できない場合はBIOS設定でセキュアブートを無効にしてみてください。

永続化ボリュームをセットアップ

Persistent volume(永続的なボリューム)はファイルを保存するために必要です。

この操作をするとプライバシーの保護レベルが低下します。本当にローカルでファイルを保存する必要がある場合のみ永続化ボリュームをセットアップしてください。

Tails Linuxを起動して左上の「Applications(アプリケーション)」から[Tails] – [Configre persistent volume]をクリックします。

パスフレーズの入力を求められるので十分に長いパスフレーズを入力します。8文字程度では比較的簡単に突破されますから、とにかく長いパスフレーズを入力します。必要以上に複雑にする必要はありません。

当たり前ですが、他で使っているパスフレーズの使い回しやちょっと変える(後ろに数字をつけるなど)といった事をしてはいけません。

パスフレーズを入力した後はどのファイルを永続化するのか選択します。ここは必要に応じて設定して下さい。

設定がすべて完了したら再起動します。再起動後に永続化ボリュームが有効になります。

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