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Tails Linux 4.xをUSBメモリーにインストールする【Windows編】

Windowsパソコンを使ってTails LinuxをUSBメモリへインストールする方法について解説します。

この記事はこんな方におすすめです
  • USBメモリへTails Linuxをインストールする方法が知りたい
  • 永続化ボリュームを設定してデータが消えないようにしたい
  • ルートパスワードを設定したい

Tails LinuxをUSBメモリにインストールする

インストールの流れ

Tails LinuxをUSBメモリにインストールする流れは以下の通りです。

  1. フォーマット済みのUSBメモリを用意する
  2. 公式サイトからTails Linuxのイメージファイルをダウンロードする
  3. 公式サイトからTails Linuxのインストールソフトをダウンロードする
  4. Tails Linuxのインストールソフトを起動してUSBメモリにインストールする

フォーマット済みのUSBメモリを用意する

USBメモリの容量は8GBあれば十分です。後述する永続化ボリュームをセットアップするならば、必要に応じてサイズの大きいUSBメモリを用意します。

USBメモリをフォーマットする

64GBのUSBメモリなのに8GBしか認識されない!そいういう状況に陥る場合があります。Windowsの場合はOS付属のフォーマットツールによる対処が難しいのでサードパーティーのツールを使います。

わたしの経験上、トラブルなく確実に対処できているのはPanasonicのフォーマットツールで、フリーソフトとして配布されています。Windows版とMac版が配布されています。

≫公式サイト

Tails Linuxのイメージファイルをダウンロードする

現在の最新バージョンは4.2です。以下のリンクから公式サイトのダウンロードページへアクセスできます。

≫【公式】Tails Linuxイメージファイルダウンロード

Tails Linuxインストールソフトをダウンロードする

イメージファイルをダウンロードしたら公式サイトからTails Linuxをインストールする専用のソフトウェアをダウンロードします。

≫【公式】Tails Linuxインストールソフトダウンロード

Tails Linuxインストールソフト(Etcher-Portable.exe)はTails LinuxのイメージファイルをUSBメモリに書き込む際に必要となるので、デスクトップなどに保存しておいてください。

USBメモリにTails Linuxをインストールする

USBメモリを接続しておいてください。

正常にUSBメモリが認識されている事を確認したら、さきほどダウンロードしたTails Linuxインストールソフト(Etcher-Portable.exe)を実行します。

実行すると次のようなシンプルな画面が表示されます。

最初に「Select image」をクリックしてダウンロード済みのTails Linuxイメージファイルを選びます。

イメージファイルを指定すると「Select target」を選択できるようになります。

次に「Select target」をクリックするとイメージファイルの書き込み先を選択する画面となりますのでUSBメモリを選択します。

以下のようにUSBメモリをクリックしたらContinueボタンが青くなるのでクリックして先に進みます。

書き込み先を選択してContinueボタンをクリックすると「Flash!」というボタンが青くなります。

「Flash!」ボタンをクリックすると書き込みが始まります。

書き込みが正常に終了すると「Flash Complete!」と表示されますので、このウィンドウは閉じてOKです。

これでTails LinuxをUSBメモリにインストールする手順はおしまいです。

USBメモリからTails Linuxを起動する

USBメモリからTails Linuxを起動するためにはTails LinuxがインストールされたUSBメモリを挿してパソコンを起動します。

起動すると設定画面が表示されます。4.1.1では日本語に対応していないので、LanguageからJapaneseを選択する事はできません(キーボードレイアウトはJapaneseを選択できます)。ここはご自身の環境に合わせて設定してください。

ルートパスワードを設定したい場合は「Additional Settings」の「+」ボタンをクリックします。

管理者パスワードはデフォルト状態ではOFFなので、Administration Passwordをダブルクリックします。

パスワード設定画面が表示されるので、パスワードを入力してAddボタンをクリックします。

ルート権限が必要な場合はsudoコマンドを使います。パスワードは上記で設定したものを入力します。この設定は一時的なもので起動するたびに必要です。

設定が一通り完了したら「Start Tails」ボタンをクリックしてTails Linuxを起動します。

永続化ボリュームをセットアップする

Tails Linuxの起動直後に設定した言語設定やルートパスワードは再起動したら消えます。

もしもTails Linuxで設定やファイルを保存したい場合はPersistent volume(永続的なボリューム)をセットアップする必要があります。

この操作をするとプライバシーの保護レベルが低下します。

本当にファイルを保存する必要がある場合のみ永続化ボリュームをセットアップしてください。

Tails Linuxを起動して左上の「Applications(アプリケーション)」から[Tails] – [Configre persistent volume]をクリックします。

パスフレーズの入力を求められるので十分に長いパスフレーズを入力して「Create」ボタンをクリックします。

パスフレーズを入力した後は永続化したい設定やファイルを選択します。ここは必要に応じて設定して下さい。

永続化したい設定を選択したら「Save」ボタンをクリックして設定を完了させます。

永続化ボリュームが有効になるのは、次回起動時からです。

POSTED COMMENT

  1. しろう より:

    最初の箇所でつまずきました。
    Tails Linuxのイメージファイルをダウンロードする

    最後までいったのですが、結果は下記の通りです。
    どのように対処すればいいでしょうか。
    https://gyazo.com/d5df8c01d7de6eb1378bda95f721f2da

    • shj より:

      もしかしてダウンロードしたイメージファイルをダブルクリックしていませんか。
      イメージファイルをダウンロードしたら Etcher-Portable.exe を使ってUSBメモリに書き込めるはずです。

  2. しろう より:

    >もしかしてダウンロードしたイメージファイルをダブルクリックしていませんか。

    はい。ということは既にインストールされていると解釈して操作を継続してよろいしいでしょうか。

    次に
    Tails Linuxインストールソフトをダウンロードする
    の箇所ですが、
    ≫【公式】Tails Linuxインストールソフトダウンロード
    をクリックすると、下記のダイアログボックスが出てきました。
    https://gyazo.com/686245cbac3872752afc222da649ad11

    この場合、savefileをクリックすればいいのでしょうか

    もし、そうなら下記文言とはどういう関係になるのでしょうか

    >このソフトウェアはポータブルタイプですから、利用時にインストールする必要はありません。

    • shj より:

      わたしの説明文が分かりづらかったですね。

      Etcher-Portable.exeはsavefileをクリックして保存してください。

      インストール不要と書いているのは、Etcher-Portable.exeはポータブルタイプのファイルのため、ダブルクリックして実行してもインストーラーが走らないよ、という意味でした。

      Etcher-Portable.exeを実行すれば記事にあるような画面が出てきますので、イメージファイルと書き込み先を指定すれば上手くいくはずです。

      記事は修正しておきますね。

  3. しろう より:

    設定の画面までいきました。
    確認ですけど、デスクトップ上ではTailsとWindowsは並行して操作できないですよね。
    Tailsを起動するときはTalis用のUSBを差し込んでから起動する。終了すれば、USBを抜き去る。
    Windowsの場合は通常通りすれば、Windowsが起動する。

    TailsとWindowsとの関係を注意しなければなりません。

    Administration Password移行の設定は管理人さんの説明をプリントアウトしてからTalis上で作業します。

  4. 匿名 より:

    Chromeの拡張機能“tails”をダウンロードして認証するという項目があります。
    どのように進めれば良いのかがわかりません。

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